AWS マネジメントコンソールにて、本ハンズオンで使用する Amazon Connect インスタンスを選択します。
左メニューから Contact flows を選択し、Amazon Lex セクションで以下のように今回作成した MakeReservation ボットを登録します。
米国東部: バージニア北部
MakeReservation
Prod
Amazon Lex ボットの登録が完了すると、以下のような状態になります。
管理者権限のあるユーザーで Amazon Connect の管理画面にログインし、以下のようなフローを作成します。フローの名前は MakeReservationFlow
としましょう。
音声の設定ブロックでは、以下のように話者を設定するだけではなく 言語属性を設定 にチェックするようにしてください。
V2 の Amazon Lex ボットを問い合わせフローから呼び出す場合、このチェックが必要になります。
“顧客の入力を取得する” ブロックは以下のようになります。
所定のプロンプトが読み上げられた後、選択した Lex ボットが呼び出されユーザの発話に基づいてインテントが開始されます。
その後、インテントが完了すると Amazon Lex ボットからインテント名が返され、その値に基づいてフローを分岐させることができます。
二つの”コンタクト属性の設定”ブロックは以下のように設定してください。 Amazon Lex ボットが呼び出されると、セッション属性(または Amazon Lex 属性)が返されます。例えば、 $.Lex.Slots.slotName は顧客とAmazon Lex ボットの対話中に検出されたスロットのkey/valueペアです。このブロックでは、 Amazon Lex 属性をユーザー定義属性に格納し、後続のブロックで使えるようにします。
[Waitlist の後続ブロック]
宛先属性 | 値 |
---|---|
Number |
$.Lex.Slots.Number |
TableType |
$.Lex.Slots.TableType |
[Takeout の後続ブロック]
宛先属性 | 値 |
---|---|
PhoneNumber |
$.Lex.Slots.PhoneNumber |
Date |
$.Lex.Slots.Date |
Time |
$.Lex.Slots.Time |
“プロンプトの再生”ブロックには、それぞれ以下のようにテキストを入力します。
[Waitlist の後続ブロック]
順番待ちのご予約ありがとうございます。 $.Attributes.Number めいで、 $.Attributes.TableType のご予約をうけたまわりました。
[Takeout の後続ブロック]
お持ち帰りのご予約ありがとうございます。 $.Attributes.Date の$.Attributes.Time ころまでにお店にお越しください。お見えにならない場合は$.Attributes.PhoneNumber にお電話する場合がございます。
これでフローは完成です。フローを公開して、電話番号を割り当てましょう。
電話番号にテストコールして、以下の動作を確認してみましょう。