(Appendix)5-7.CTI Flow④:Todo(活動)の自動作成

概要

このCTI Flowは通話終了時にTodo(活動)を自動作成します。通話終了時にエージェントが参照している(画面に表示している)レコードが取引先責任者(Account)か取引先(Contact)を判別し、該当レコードに関連付けたTodo(活動)を自動作成します。これによりエージェントが行うTodo作成の作業を効率化します。

本CTI Flowの動作結果

※図は取引先責任者の例 - 取引先責任者(Account)を開いた状態で通話終了すると、Todo(活動)を自動作成 dynamic - 作成されたTodo(活動)には取引先責任者が関連付けられた状態 dynamic

作成するCTI Flow

dynamic


CTI Flow作成手順

1. CTI Flowsタブから「新規」を押下

dynamic


2. 新規AC CTI Script画面で必要情報を入力し、保存を押下

CTI Flow Name: DiveDeep_CTIFlow_4
Source: Amazon Connect Voice Contact ※選択
Event: onEnded ※選択
Active:チェックを入れる

デフォルトでEvent:onEndedで有効になっているCTI Flowはありません。そのため、作成時にActiveにしていますが、CTI Flow作成後にこれまでと同様の手順でActiveにしても問題ございません。

保存でエラーになる場合は、Eventを関係ないものを選択して再試行して下さい。後からEventをonEndedに変更してください。


3. CTI Flowを作成

以下のサンプルCTI Flowをアップロードし、「保存」を押下


4. Amazon Connect発信設定

  • キュー(BasicQueue)の設定で「外線発信者ID番号」に電話番号を設定  ※Amazon Connectのインスタンスで取得した電話番号を指定
  • 保存を押下

動作確認1(Inbound+Account)

  • SFDC上のCCPにログインし、エージェントのステータスが「Available」である事を確認
  • テストコールをかけて、エージェントにコールが着信したら、応答。
  • テストで作成した取引先責任者を表示した状態で、通話を終了。
  • 取引先責任者の画面をF5押下によりリロードし、Todo(活動)が自動作成されている事を確認

動作確認2(Inbound+Contact)

  • SFDC上のCCPにログインし、エージェントのステータスが「Available」である事を確認
  • テストコールをかけて、エージェントにコールが着信したら、応答。
  • テスト用に取引先のレコードを作成し保存。
  • 作成した取引先を表示した状態で、通話を終了。
  • 取引先責任者の画面をF5押下によりリロードし、Todo(活動)が自動作成されている事を確認

動作確認3(Outbound+Account)

  • テストで作成した取引先責任者を表示し、電話番号の項目をクリック(Click to Dial)し発信通話を確立
  • 取引先責任者を表示した状態で、通話を終了。
  • 取引先責任者の画面をF5押下によりリロードし、Todo(活動)が自動作成されている事を確認

動作確認4(Outbound+Contact)

  • テストで作成した取引先を表示し、電話番号の項目をクリック(Click to Dial)し発信通話を確立
  • 取引先を表示した状態で、通話を終了。
  • 取引先の画面をF5押下によりリロードし、Todo(活動)が自動作成されている事を確認