ここではテスト利用を想定し、サーバレスタイプであり、一定時間アクセスがなければ停止するAmazon Aurora Serverlessを設定してみます。 一定時間アクセスがなければ最小限で稼働し、課金を抑えることができますが、アクセスが急激に増えた場合にスケールするまで少しだけ時間がかかる点には注意をしましょう。
それでは作成していきます。
(1) 「サービス」->「データベース」->「RDS」->「データベースの作成」をクリックします。
(2) 「データベースの作成」で次のように入力します。
設定項目
データベース作成方法を選択: 標準作成
エンジンのオプション: 「Amazon Aurora」を選択
エディション: MySQL との互換性を持つ Amazon Aurora
フィルターの非表示: Serverless v2 をサポートするバージョンを表示 を選択
利用可能なバージョン: 一番新しいもの(数字が大きいもの)
例: Aurora 3.02.2(compatible with MySQL 8.0.23)
テンプレート: 開発/テスト
DB クラスター識別子: handson######-mysql
例: handson202203-mysql
認証情報の設定
マスターユーザの名前: admin (今回はデフォルトのまま)
マスターパスワード: パスワードの自動生成のチェックをはずし、自分で作成して入力 (例えば D4f5QrWZ3 )
パスワードを確認: 上と同じものを入力
インスタンスの設定
DBインスタンスクラス: サーバーレス を選択
容量の範囲
最小ACU: 1 を設定
最大ACU: 2 を設定
接続
Virtual Private Cloud (VPC): 先ほど作成したVPC (HandsOn######) を選択
サブネットグループ: 先ほど作成した「handson######-db-subnetg」を選択
VPC セキュリティグループ: 「既存の選択」とし、VPC セキュリティグループを選択
「default」がある場合には「×」をクリックして削除し、先ほど作成した「HandsOn######-sg-rds」を選択
(最下部の)追加設定 の項目を開き
削除保護
削除保護の有効化 : もしチェックがついている場合にはチェックをはずします
(3) 「データベースの作成」をクリックします。
(4) 作成が開始されます。
(5) 作成終了まで少し時間がかかります。ステータスが「利用可能」となるまで待ちます。(約5分程度)