ダミーデータの確認

Auroraからの見え方

このセクションでは、Aurora クラスター の状態を確認します。

  • 前のセクションでは、RDS for MySQL に対してダミーデータの書き込みを行いました。これが反映されているかを確認します。

Auroraへ接続するため、RDS のダッシュボードから「データベース」を選び、Auroraクラスター(aurora-user1-clusterなどの名前)を選択し詳細を開きます。

  • この中に、「エンドポイント」という項目があり、エンドポイント名が 2つ 表示されています。
  • 作成中ではまだ表示されないため、両方が「利用可能」になるまで待機して下さい。

種類が 書き込み のエンドポイント名をメモします。

  • EC2 インスタンス から、種類が「書き込み」のエンドポイントに接続します。(この認証情報は RDS for MySQL の接続時と同じものを利用します)
  • スクリプトで、以下のコマンドを入力して実行します。

まず、今接続しているmysqlクライアントを一旦切断します。以下のように MySQL プロンプトで exit を入力します。

MySQL [wordpress]> exit
Bye
  • 切断されたことを確認し、今度は 接続先のホスト名として、Aurora クラスター の書き込みエンドポイントのホスト名を DB_HOSTの値として入力し変数に設定します。
DB_HOST=<aurora-writer-endpoint-url>

例えば、以下のようになります。

例:
sh-4.2$ DB_HOST=aurora-user1-cluster.cluster-cxswvm02cbrf.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com

DB_HOST変数を変更したら、以下のコマンドで Auroraクラスターの書き込みエンドポイントに接続します。 (接続エラーとなった場合には、Aurora 書き込みエンドポイントが 利用可能 になっているかに加えて、書き込みDBが 開始状態 になっているかを確認して下さい。)

mysql -h ${DB_HOST} -p${DB_PASS} -uadmin wordpress

以下のSQLコマンドを実行します

SHOW SLAVE STATUS\G
  • 多数の項目の中で Seconds_Behind_Master を探します
  • Seconds_Behind_Master の値が 0 であれば、レプリカとの同期が取れている状態であることを示しています。
    • ( 0 でない場合 はコマンドを定期的に実行し、値が 0 になるまで待機してください)

同期が取れた状態になったことを確認後、次のSQLを実行します。

select count(*) from data;
  • RDS for MySQL の時と同じ結果件数が表示されるはずです。
  • これで、RDS for MySQL データベースインスタンス から Aurora クラスタ へのレプリケーションと、同期が行われていることが確認できました。

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