このセクションでは、パブリックサブネット-1a
に EC2 インスタンスを作成し、WordPress をインストールします。
サービス から EC2 を選択して移動することもできます。
Amazon Linux 2 AMI (HVM), SSD Volume Type … 64 ビット x86
を 選択 します。t2.micro
を選択し、次のステップ:インスタンスの詳細の設定 をクリックしますhandson-user1
VPC を選択します (初期設定の「デフォルト」から変更)パブリックサブネット-1a
を選択します (初期設定から変更)
パブリックサブネット-1c
(末尾が1c) や プライベートサブネット-1a
(先頭がプライベート) ではありません。選択を間違いやすいポイントですので、十分注意して選択して下さい。有効
を選択します(初期設定の「サブネット設定を使用(無効)」から変更)WordPress をインストールするための ユーザーデータ を以下の手順で設定します。
※ユーザデータ・・・EC2が起動するときに自動的に実行されるスクリプトを定義するもの。WordPress構築に必要となるソフトウェアをインストールするよう以下のようにスクリプトを設定する。
クリップボードアイコン
クリックして下さい)#!/bin/bash
yum -y update
amazon-linux-extras install php7.2 -y
yum -y install mysql httpd php-mbstring php-xml
wget http://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz -P /tmp/
tar zxvf /tmp/latest-ja.tar.gz -C /tmp
cp -r /tmp/wordpress/* /var/www/html/
chown apache:apache -R /var/www/html
systemctl enable httpd.service
systemctl start httpd.service
このインスタンスの詳細設定を間違えると、EC2インスタンスの設定が正常に完了せず、ハンズオンを継続できません。 念の為、この「インスタンスの詳細設定」画面でガイドされた設定項目の入力通りにしていることを確認してください。
Name
と入力しますwebserver#1-user1
と入力しますセキュリティグループの設定 では、新しいセキュリティグループを作成します。
※セキュリティグループ・・・アクセス元,アクセス先を制限する設定。仮想ファイアウォール。
web-user1
と入力します (既存の launch-wizard-1
から変更)web-user1
(同じ値) を入力します(実際には任意の記述を指定可能ですが、ここでは同じ値とします。説明の入力自体は必須です)任意の場所
に変更します。HTTP
を選択します任意の場所
を選択しますソース で “任意の場所”を選ぶと ”0.0.0.0,::/0”となりますが、::/0は、IPv6用設定ですので、そのまま残して問題ありません(削除しても構いません)。
SSH
の行の右端にある「×」ボタンをクリックし、行を削除します。(追加した HTTP
の行のみにします)この状態では「警告:AMI では、アクセスを可能にするためにポート 22 を開く必要があるため、このインスタンスに接続できません。現在のセキュリティグループでは、ポート 22 が開いていません。」と画面下部に表示されますが、この表示は無視してください。(このハンズオンで、EC2インスタンス にSSH接続をすることはありません)
新しいキーペアの作成
を選択します (「既存のキーペアの選択」から変更)handson-bootcamp
を入力します新規作成した場合のプライベートキーファイルはこのタイミングでのみダウンロードできます(再取得は出来ません)。このハンズオンでこの鍵を利用することはありませんが、実際には紛失しないように十分注意して下さい。
保留中
から 最終的に 実行中
となるのを待ちます。インスタンス作成完了には数分かかります。
webserver#1-user1
を選択し、画面下部の 詳細 タブで、設定値が以下の通りになっていることを確認します。パブリック IPv4 アドレス
の値 をメモします (プライベート IPv4 アドレス ではありません ので、間違えないようにしてください)例) 3.112.239.120
新しいタブを開き、メモした IP アドレスを入力して、WordPress 初期設定画面が表示されることを確認します。
※会社様ごとのPC端末のセキュリティ設定によっては,アクセスが制限されるケースがあります。その場合は別端末(お持ちのスマートフォン,PC等)でアクセスをお試しください
以上で EC2 インスタンスの作成は完了です。
次のセクションに進んで下さい。