このセクションでは、WordPress をインストールした EC2 の前段に ELB (Elastic Load Balancing) を作成して配置します。
elb-user1
を入力します)handson-user1
を選択しますap-northeast-1a
と ap-northeast-1c
のチェックをオンにしますパブリックサブネット-1a
と パブリックサブネット-1c
を選択します (間違えて 「プライベートサブネット の 1a や 1c」を選択しないで下さい!!)新しいセキュリティグループを作成する
を選択しますelb-user1
と入力します (初期値の「load-balancer-wizard-1」から変更します)elb-user1
と入力します (名前と同じ値を指定します)HTTP
を選択します任意の場所
を選択します新しいターゲットグループ
が選択されていることを確認しますtarget-user1
を入力しますインスタンス
が選択されていることを確認します/wp-includes/images/blank.gif
を入力します30
秒から 6
秒に変更します次の手順:ターゲットの登録 をクリックします
※上記の手順「4.」では、Wordpressにデフォルトで格納されている「blank.gif」という画像ファイルに対して通信を行い正常性をチェックするよう設定している。
ヘルスチェックパス (/wp-includes/images/blank.gif
)の入力間違いに注意してください (手入力ではなく、必ず コピー & ペースト して下さい。また、ペーストした値の前後に半角スペースなど余分な文字が含まれていないことも確認して下さい)
webserver#1-user1
のインスタンスにチェックを入れますwebserver#1-user1
が表示されていることを確認次の手順
をクリックしますelb-user1
にチェックが入っていることを確認しますELB に登録された EC2 インスタンスの状態を確認します。
target-user1
ターゲットグループを選択しますtarget-user1
の詳細画面が表示されたことを確認し、ターゲット タブを選択しますhealthy
になっていることを確認します(確認タイミングが早いと initial
と表示されていることがあります)initial
の表示の場合は、initial から状態が変わるまで 定期的に下の 再読込ボタン をクリックして表示を更新して下さい。
もし、initial から unhealthy に変わった後、unhealthy の状態のままで healthy にならない場合は、 「セキュリティグループの設定が誤っている」や「ヘルスチェックのパス指定が誤っている」が考えられますので、手順を再確認してください。
Webサーバー (EC2インスタンス:webserver#1-user1) に指定した セキュリティグループ (web-user1)は、「どこからでもHTTPアクセスが可能な設定(「任意の場所」)としました。セキュリティの観点からこれは避けるべきであるため、作成したELB(ALB)からしか HTTPアクセス を受け付けないように変更します。
web-user1
セキュリティグループのチェックをオンにし、選択状態にします以下の手順で、インバウンドルールを修正します。
HTTP
ルール(IPv6の設定を削除していなければ、2行あります) の ソース 設定で、IPv6の行(ソースが「::/0」となっている行)があれば、その行の右端の「削除」をクリックして行自体を削除します。HTTP
ルール の ソース 設定で、 「0.0.0.0/0」とある箇所の「×」をクリックしてそれを削除しますelb
と入力し、表示される候補 elb-user1
(ELB 用のセキュリティグループ)を選択しますこのように、あるセキュリティグループのインバウンドルールでは、ソースにIPアドレスを直接指定するだけでなく、異なる または 自身と同じ セキュリティグループ を指定することもできます。これは実際にも非常によく使われるテクニックですので、ぜひ覚えておいて下さい。
最終的に以下のような表示状態になっていることを確認し、画面右下の「ルールを保存」をクリックします
healthy
状態になっていることを確認しますtarget-user1
を選択します(あるいは既に選択済みであることを確認してください)webserver#1-user1
の ステータス が healthy
となっていることを確認して下さいターゲットグループのインバウンドルールを変更保存した後でも、ターゲットのステータスが healthy
状態を維持している状態を確認したら このセクションは完了です。
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この時点で、皆さんが利用しているWebブラウザから、Webサーバー(webserver#1-user1) の EC2インスタンス のPublic IPアドレス への直接アクセスは行うことが出来ないようになりました。もし、Webブラウザのタブで、「2. Amazon EC2 の作成」http:// EC2インスタンスのPublicIPアドレス /wp-admin/setup-config.php?step=1&language=ja のようなURLを表示しているWebブラウザ画面が残っていたら、そのブラウザタブをリロードして見て下さい。応答が返されない (そして、時間が経過後にタイムアウトエラーとしてブラウザ側のエラーが表示される) 状態になることが確認出来るはずです。
healthy
状態にならない場合、ヘルスチェックのパスを間違えてないかどうかを確認して下さい。/wp-includes/images/blank.gif
となっていることを確認します次のセクションに進んで下さい。