RDS インスタンスのフェイルオーバー

このセクションでは、RDS インスタンスをフェイルオーバーさせ、サービス全体への影響がないことを確認します。 (これは、何らかの理由で 稼働中の RDS インスタンス に障害が発生した場合などを模したイベントを発生させていることになります)

  ※フェイルオーバー・・・稼働中のサーバーで問題が生じて停止してしまった際に、自動的に待機サーバーに切り替える機能

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1. RDS コンソールに移動

  • 検索ボックスrds と入力し、表示された RDS を選択して RDS コンソールに移動します。

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2. RDS インスタンスの確認

  • RDS インスタンスがマルチ AZ になっていることを確認します。
  1. 左のメニューで データベース をクリックします
  2. マルチ AZ の列 の値 がありになっていることを確認して下さい (必要に応じて、一覧を右にスクロールして下さい)

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これまでのセクションで実施した データベースの マルチ AZ 化がまだ完了していない場合は、完了まで待ちます。

3. RDS インスタンスのフェイルオーバー

  • 以下の手順で、RDS インスタンス をフェイルオーバーさせます。
  1. データベース wp-user1 を選択します
  2. アクション -> 再起動 をクリックします

もし 「再起動」がグレーアウトして“選択できない”状態 (=非活性/グレーアウト) の場合、ブラウザ自体を再読み込みするか、 wp-user1 の名前をクリックして詳細画面を一度表示するなどしてから再び手順を実施してみて下さい。

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  • フェイルオーバーで再起動しますか? のチェックをオンにして、確認 をクリックします

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  • ステータスが 再起動中 となり、数分後に 利用可能 に変わることを確認して下さい。
  • フェイルオーバー中にブログに何度かアクセスして動作を確認して下さい。

リロードボタンで応答が帰ってこない場合は、別のタブを開いてアクセスしてみて下さい。応答が返ってこないタブはいずれ「504 Gateway Time-out」が表示されることになるでしょう。RDS インスタンス のフェールオーバーが完了後であれば、その504 Gatway Time-outが表示されているタブで、ブラウザのリロードを行って下さい。再びブログ画面が表示されることが確認できるでしょう。

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画面左のメニューの イベント で、ユーザーによって引き起こされたフェイルオーバーイベントを確認できます。The user requested a failover of the DB instance.

以上で RDS のフェイルオーバーによるサービスへの影響確認は終了です。 お疲れ様でした! ここまでで 本ハンズオン の メインコンテンツ は終了です。

  • 基本はここまでで、次は まとめ に進んでください
  • まだ ハンズオンの終了まで 十分な時間(1時間以上)が残っている・学び足りない というかたは、次の Lab 「DBサービスの活用」 へ進んで下さい。