WordPress の初期設定

このセクションでは、ELB 経由で WordPress にアクセスし、データベースの設定などの初期設定を行います。

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1. WordPress の初期設定

  • WordPress の初期設定を行います。

    ※会社様ごとのPC端末のセキュリティ設定によっては,アクセスが制限されるケースがあります。その場合は別端末(お持ちのスマートフォン,PC等)でアクセスをお試しください

  1. 新しいタブを開き、メモした ELB の DNS 名(elb-user1-XXXXX.ap-northeast-1.elb.amazonaws.com)をブラウザのアドレスバーに入力して、ELB 経由で WordPress にアクセスします。
  2. さあ、始めましょう! をクリックします

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  • WordPress のデータベースを設定します。
  1. データベース名 は 初期設定の wordpress をそのまま受け入れます (変更しないで下さい)
  2. ユーザー名 は 作成した RDSインスタンス での 管理ユーザー名である admin と入力します
  3. パスワード は 作成した RDSインスタンス での adminユーザーのパスワードである wordpress を入力します
  4. データベースのホスト には、メモしておいた RDS エンドポイント を入力します
    • RDSエンドポイント は 「wp-user1.XXXXXXXX.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com」 のような文字列です
  5. テーブル接頭辞 は初期設定の wp_ をそのまま受け入れます
  6. 送信 をクリックします

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  • インストール実行 をクリックします。

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(参考)データベース接続エラーが表示された場合

  • RDS のセキュリティグループ、RDS の admin パスワード、RDS のデータベース名などが正しく設定されているか確認してください
  • どうしても接続できない場合は、RDS インスタンスを別名で新規作成してください

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2. ブログの作成

  • WordPress のブログを作成します。
  1. サイトのタイトルはじめての AWS (任意) を入力します
  2. ユーザー名admin を入力します
  3. パスワード は自動的に生成されるのでこれをメモします (必ず、コピー&ペースト で保存して下さい。後のセクションで利用します)
  4. メールアドレス にご自身のメールアドレスを入力します(これは入力のみで、メールは実際には送信されません)
  5. 検索エンジンでの表示 のチェックをオンします
  6. WordPress をインストール をクリックします

(画面が遷移するまでしばらく時間がかかります)

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  • インストールに成功したら、ログイン をクリックします。

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  • ユーザー名admin を入力します
  • パスワード上の手順で自動生成され、コピーして控えておいたパスワード文字列 を入力します
  • ログイン をクリックします。

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  • ブログの管理画面が表示されます。

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  • 画面左上の はじめての AWS(指定したブログ名)をクリックし、サイトを表示 をクリックして、管理画面からブログに移動します。

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  • ブログが表示されることを確認します

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おめでとうございます! これで、WordPress とデータベースの接続設定を行い、インターネットに ブログサイト を構築することができました。

次のセクションに進んで下さい。

3. 参考:EC2 インスタンス 上のアクセスログの確認

  • 本ハンズオンでは、WordPress 等は EC2 インスタンス の ユーザーデータ で指定したスクリプトによって自動でインストールされるため、EC2 インスタンス自体に SSH でアクセスする必要はありません。しかし、リクエストの状況を確認するため、EC2 インスタンスに SSH アクセスしてアクセスログを確認する方法もご紹介します。

EC2インスタンスのセキュリティグループで、SSH(22/tcp)へのインバウンドルールを削除しているので、この手順を試す場合は、webserver#1-user1 のEC2インスタンスに設定した セキュリティグループ(web-user1) の インバウンドルール設定 に、再度 SSH(22/tcp)を許可するルールを追加する必要があります。以下は参考として、実際には行わずに次のセクションに進んで下さい。

  1. サービス から EC2 を選択し、EC2 コンソールに移動します
  2. 左のメニューで インスタンス をクリックします
  3. アクセスしたいインスタンス(webserver#1-user1)を選択します
  4. IPv4 パブリック IP をクリップボードにコピーします

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  • EC2 インスタンスの作成時にダウンロードしたプライベートキーファイルを使って SSH アクセスします。ここでは、Mac のターミナル上での操作を示します。Windows で Tera Term や PuTTY を使って SSH 接続を行う場合は、それらのソフトウェアの操作方法で接続先の IP とプライベートキーファイルを指定して下さい。
## 先ほどダウンロードした秘密鍵のパーミッションを変更します
## ファイルパスは環境により異なる可能性があります
chmod 600 ~/Downloads/handson-bootcamp.pem
## EC2 インスタンスに SSH アクセスします
ssh -i ~/Downloads/handson-bootcamp.pem ec2-user@<先ほどコピーしたパブリックIP>
  • ログインできたら、下記コマンドを実行し、アクセスログを表示しながら、起動中の WordPress 画面を 操作してみましょう。
sudo tail -f /var/log/httpd/access_log
  • ELB の定期的なヘルスチェックが実行されたり、WordPress でページをリロードするたびに EC2 へアクセスされている状況を確認できます。

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