本章で扱う DAST フェーズが、リリースパイプラインの最後になります。このラボでは、パイプラインを更新して、OWASP Zed攻撃プロキシ を使用し、コードを更新するたびに 動的アプリケーションセキュリティテスト (DAST) を自動的に実行します。他にもDASTソリューションもありますが、ここで紹介する概念はどのツールにも適用できるはずです。
このセクションの終わりまでに、リリースパイプラインが End State に到達するはずです。
それでは始めましょう!
DAST ツールを実行する CodeBuild プロジェクトは、提供されている CDK コンストラクトですでに定義されています。先ほどダウンロードしたpipelineフォルダにあるconfig.yamlファイルのDASTを有効にしてください。Cloud9 IDE に移動し config.yaml を開きます。
dast セクションで、enabled の値を True に設定してください。この時までに、config.yamlは次のようになります。
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CDK によってデプロイされる新しい AWS リソースに関する情報を確認するには、ターミナルウィンドウに移動して次のように入力します。
cd ~/environment/pipeline
cdk diff
以下で変更をデプロイすることができます。
cdk deploy
CDK のデプロイが成功したら、AWS CodePipeline をチェックして、DeployToStaging ステージの後に導入された DAST という名前の新しいステージがあることを確認します。DASTは、Webアプリケーションを起動して実行する必要があるため、DeployToStagingの後に来る必要があります。