ライセンスチェックを展開する

このラボでは、現在のパイプラインを更新して、Python ライセンスチェッカー (liccheck) を使用してコードを更新するたびにライセンスチェックを自動的に実行します。他にもライセンス監査ソリューションもありますが、ここで紹介する概念はどのツールにも適用できるはずです。

このセクションの終わりまでに、次のような更新されたパイプラインが準備されるはずです。 pipeline-part4

それでは進めていきましょう!

  1. License Checker ツールを実行する CodeBuild プロジェクトは、提供されている CDK 構成ですでに定義されています。あとは以前にダウンロードしたpipelineフォルダにあるconfig.yamlファイルのLicense Checkerを有効にするだけです。Cloud9 IDE に向かい、config.yaml を開きます。 config-yaml

  2. ライセンス セクションで、enabled の値を True に設定してください。この時までに、私たちのconfig.yamlは次のようになります。

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    ### Staging Auto-Deploy
    auto_deploy_staging: True
    
    ### Static Application Security Testing (SAST) Step
    sast:
      enabled: True
      sonarqube:
        image: public.ecr.aws/adelagon/sonarqube:lts-community
        token: 1ecf.......60f2
    
    ### Software Composition Analysis (SCA) Step
    sca:
      enabled: True
    
    ### License Checker Step
    license:
      enabled: True
    
    ### Dynamic Application Security Testing (DAST) Step
    dast:
      enabled: False
      zaproxy:
        instance_type: t2.medium
        api_key: SomeRandomString

  3. CDK によってデプロイされる新しい AWS リソースを確認するには、ターミナルウィンドウに移動して以下を入力します。

    cd ~/environment/pipeline
    cdk diff
    
  4. 次に、変更をデプロイします。

    cdk deploy
    
  5. CDK のデプロイが成功したら、AWS CodePipeline をチェックして、SCACheck ステージの後に導入された LicenseCheck という名前の新しいステージがあることを確認します。

sca-codepipeline