4-2. ブラウザからのLex API呼出

このセクションではサンプルChatアプリケーションを利用して、ブラウザからAPI Gateway経由でLex Chatボットを呼び出してみます。ブラウザはChrome または Firefox を利用して下さい。

ブラウザからのLex Chatボット呼出し

ブラウザからサンプルChatアプリケーションを起動して、Lexに接続してみます。本サンプルではオープンソースのBotUIを使ってクライアントアプリを構築しています。こうしたライブラリを利用することで、非常に少ないコードでChatアプリケーションを実装することができます。

再度、管理コンソースのAPI Gateway の画面に戻り、API LexPutTextApi を選択して下さい。

メニューから ステージ をクリックして下さい。

ステージ dev を展開して、リソースの GET を選択して表示される”URLの呼出”の URL (https://xxxxx) をクリックして下さい。

別タブでURLが開きますが、エラーになります。

URLを以下のように修正(パス static/ の後をindex.html に変更)して再度開きます。

元  : https://xxxx.amazonaws.com/dev/static/%7Bproxy+%7D

変更後: https://xxxx.amazonaws.com/dev/static/index.html

Chatアプリケーションが表示されます。シンプルな画面であり、画面上にメッセージを入力すると応答が返ります。

下記のメッセージを入力してみます。

こんにちは

Welcomeインテントと判断され、会話を継続できます。

Chatの呼出でエラーが発生した場合は、AWS側ではCloudWatch Logsに出力されているLambda関数のログ(aws/lambda/LexPutText)を確認します。

続いて下記のメッセージを入力してみます。

私のカードの残高を教えて下さい

今度はCheckBalanceインテントが適用され、カード種類と生年月日を入力すると、Lambda関数経由でカード利用残高が返されます。

最後に下記のメッセージを入力してみます。

住所を変更したいです。

Lexはインテントを判断できないため、このケースではFallbackIntentのメッセージが戻ります。