QuickSightで分析画面を作成していきます。
左上の「新しいデータセット」をクリックします。
下にスクロールします。「既存データソース」から「Redshift Serverless」を選択して「データセットの作成」をクリックします。
テーブルの選択画面が現れるので、スキーマが「public
」であることを確認し、テーブルは自分で作成したテーブルを選択します。
「データの編集/プレビュー」をクリックします。
テーブルの各カラムがフィールドとして認識されており、データ例も一部確認可能であることがわかります。 今回のデータの場合、米国の州や都市が自動認識されていることもわかります。 また、左下を見るとクエリモードが「直接クエリ」になっています。これはQuickSightから直接Redshiftへ可視化のクエリが投げられることを意味しています。
SPICE についてはドキュメントをご確認ください。
州別にフライトのキャンセル率を表すビジュアルを作成しましょう。
開いた画面で操作していきます。
左下の「ビジュアルタイプ」から「地図上のポイント」を選択します(下から2番め、右から2番めの丸いアイコン)。
選択すると、画面上部に「フィールドウェル」という欄と3つの箱が現れます。
左側のフィールドリストから、フィールドウェル内のそれぞれの箱に、項目をマウスでドラッグ&ドロップして入れます。設定する項目は以下のとおりです。
Geospatial: origin_state
Size: cancelled
Color: carrier_name
現在の状態だと cancelledの値が(合計)となっているため、これを平均に変更します。
cancelled(合計)の右側の下向き矢印をクリックするとメニューが表示されるので、そこで「集計」で「平均」を選びます。
ここまでで、州別のキャンセル率の大きさを、地図上の点の大きさで見ることができるようになりました。また色分けは、航空会社を意味しています。
地図の表示を調整しましょう。
ビジュアルの右下をつまんでドラッグすることで表示を大きくすることができます。
地図上でマウスをダブルクリックしたり、スクロールホイールを回すことで、地図の拡大・縮小も可能です。
右側の凡例が見づらい場合は、地図との境目をドラッグすることで表示を調整することも可能です。
これでハンズオンは終了です。お疲れさまでした。
お時間に余裕がありましたら、QuickSightのほかのビジュアルを試すなど、気になったところを触っていただけると、より理解が深まります。