ECSクラスターの作成

ECS は クラスター と呼ばれるリソースの論理的なグループを管理します。コンテナはクラスター内のリソースで実行されます。ここでいうリソースにはEC2Fargate の2種類を含みます。

今回は EC2 起動タイプ のクラスターを作成します。


ECSコンソールでクラスターを作成

マネージドコンソールから ECS を選択して EC2 起動タイプ のクラスターを作成していきます。

default のセキュリティグループを選択していることを再確認してください。

コンテナインスタンスに割り当てるIAMロール(ecsInstanceRole) が自動作成されます

ECS クラスターの確認

1分ほど待つと、ECS クラスターが作成できるので確認をします。 View Cluster から ECS インスタンス を確認し、EC2 インスタンス を開いてみます。

リンクの先では ECS によって、EC2 インスタンスがクラスターのリソースとして起動していることがわかります。
このインスタンスの内部で、ECS エージェントがコンテナを起動させていきます。

Question: ユーザーが勝手にインスタンスを終了させてみるとどうなるでしょうか?時間に余裕がある方は試してみて下さい。

Answer:
EC2 コンソールから ECSインスタンスを「終了」させ、復旧を見守ります。
しばらく経ってから更新すると Auto Scaling により、インスタンスが指定された数まで自動的に起動します (今回は1台) 。

ECSを使うと、このようにリソースの数を柔軟に増やしたり減らしたりすることが容易だと実感できます。
実運用においては、ECS だけに頼らず、自分自身でも EC2 の状態をモニタリングすることをオススメします。