ALBの作成

パッケージを含めてコンテナ化することで、アプリケーションのスケーリングも容易になりました。スケールしたコンテナ群にトラフィックを自動的に分散するためのロードバランサーとして Application Load Balancer (ALB) を設定していきます。


ALB 用セキュリティグループの作成

マネージドコンソールから VPC を選び、 ALB 用の セキュリティグループ を設定します。

※ Anywhereは日本語UIだと 「任意の場所」となります。ここでは全てのIP(0.0.0.0/0)からのリクエストを受け付けるように設定します。


ALB の作成

マネージドコンソールの EC2 からロードバランサーとして ALB を作成していきます。

Application Load Balancer / Network Load Balancer / Classic Load Balance の違いについてはこちらを御覧ください。 https://aws.amazon.com/jp/elasticloadbalancing/features/#Product_comparisons

手元のメモ帳などに記載してある VPC IDサブネット ID を確認して下さい。

セキュリティについての警告が出てきますが、今回は HTTP で通信を行うので、そのまま Next を押して下さい。

default と 作成したセキュリティーグループの 両方 にチェックが入っていることを必ず確認して下さい。


ALB の確認

作成した ALB を確認してみます。DNS 名をメモして下さい。

リスナーおよびターゲットはECSサービス構成時に再度作成しますので、ALB作成時に自動構成されたものは削除します。

これで ALB の設定は終了しました。これから設定する ECS は、今回作成した ALB を使ってコンテナを管理します。