1.
VPC(Virtual Private Cloud)のセットアップ
2.
DWH (Amazon Redshift) の構成
3.
BI (Amazon QuickSight) の構成
4.
QuickSightによる可視化
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Amazon Redshiftを活用したMDV社RWDデータ分析ハンズオン
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QuickSightによる可視化
この章ではQuickSightによる可視化を行います
最初にブラウザのズームを変更して凡例などが表示されるように調整してください
今回作成する分析シナリオ
抗インフルエンザ薬に関する下記のシナリオを作成します
分析シナリオ1: 各月累計
分析シナリオ2: 各月シェア
分析シナリオ3: 年齢層別(棒グラフ)
分析シナリオ4: 年齢層別(ヒートマップ)
分析シナリオ5: 年齢層別剤形
分析シナリオ6: 年齢層別 抗インフルエンザ薬 一般名種別の相関
分析シナリオ7: 抗インフルエンザ薬と入院日数の相関
分析シナリオ1: 各月累計
必要なデータ
datamonth : 診療年月
druggeneralname : 処方した薬の名前
グラフの形
時系列で比較するため、折れ線グラフを利用
設定方法
下記スクリーンショットを参考に設定してください
考察ポイント
毎年1月ごろをピークに処方されており、中でもタミフルが多い —
分析シナリオ2: 各月シェア
必要なデータ
datamonth : 診療年月
druggeneralname : 処方した薬の名前
グラフの形
シェアを比較するため、100%積み上げ縦棒グラフを利用
設定方法
下記スクリーンショットを参考に設定してください
考察ポイント
大きな変化は無いように見える
分析シナリオ3: 年齢層別(棒グラフ)
必要なデータ
ageRange : 5歳ごとに区切った年齢
druggeneralname : 処方した薬の名前
グラフの形
年齢層別での処方量を比較するため、積み上げ棒グラフを利用
設定方法
下記スクリーンショットを参考に設定してください
考察ポイント
幼児期に抗インフルエンザ薬がよく処方されているが、一時的に落ち込み、成人後に再び処方される量が増える傾向にある
分析シナリオ4: 年齢層別(ヒートマップ)
必要なデータ
ageRange : 5歳ごとに区切った年齢
druggeneralname : 処方した薬の名前
グラフの形
分布を比較するためヒートマップを利用
設定方法
下記スクリーンショットを参考に設定してください
考察ポイント
幼児期はタミフルが多いが、少年期付近ではイナビルの処方が多く、再びタミフルに移っていく
分析シナリオ5: 年齢層別剤形
必要なデータ
ageRange : 5歳ごとに区切った年齢
drugusagename : 処方した薬の剤形
グラフの形
シェアを比較するため、100%積み上げ縦棒グラフを利用
設定方法
下記スクリーンショットを参考に設定してください
考察ポイント
幼児期は飲み薬が多く、年齢が高くなると注射薬を処方される傾向が高い
分析シナリオ6: 年齢層別 抗インフルエンザ薬 一般名種別の相関
必要なデータ
ageRange : 5歳ごとに区切った年齢
Receiptname[d1901aws_handson_02_actdata] : 販売名
グラフの形
ヒートマップを利用
設定方法
下記スクリーンショットを参考に設定してください
考察ポイント
タミフルは幼児期はドライシロップ、年齢が上がるとカプセルで処方される
分析シナリオ7: 抗インフルエンザ薬と入院日数の相関
必要なデータ
nyuinDuration : 入院日数
druggeneralname : 処方薬の一般名
グラフの形
傾向比較のためヒートマップを利用
設定方法
下記スクリーンショットを参考に設定してください
考察ポイント
ラピアクタ(ベラミビル水和物)を処方された場合、タミフルよりも入院日数が短くなる傾向がみられる
インタラクティブな操作ができるようカスタマイズしてみましょう!
年齢層をコントロールするフィルタを作ります
下記の手順で作成します
パラメータ をクリック
+ をクリック
名前: LowerLimitAge を入力
データタイプ: 整数 を選択
静的デフォルト値: 0 を入力
最後に 作成 をクリック
コントロールをクリックします
画面で操作できるスライダボタンの設定をします
下記のように設定します
次に年齢の上限値をパラメータ化します
下記のように設定します
下記のように設定します
画面で操作できるスライダボタンの設定をします
下記のように設定します
年齢層のスライドバーを実際の値に割り当てます
下記のように設定します
年齢に対して下限と上限の設定します
下限と上限は先程作成したパラメータを指定します
実際に動作するか試してみましょう
好きな年齢に設定して、グラフが連動するか見てみましょう
同様に日時に対してもインタラクティブに動作するようにしてみましょう。基本的には同じ様に設定していきます。
まずは対象年月日のスタート日のパラメータを作ります
コントロールをクリック
対象年月日のスタート日のコントロールを作ります
まずは対象年月日のエンド日のパラメータを作ります
コントロールをクリック
対象年月日のエンド日のコントロールを作ります
対象年月日のスライドバーを実際の値(datamonth)に割り当てます
下記のように設定します
対象年月日に対してスタートとエンドの設定します
下限と上限は先程作成したパラメータを指定します
実際に動作するか試してみましょう
好きな対象年月日に設定して、グラフが連動するか見てみましょう
以上でハンズオンは終了です。お疲れさまでした!!